午後から薄曇時々太陽も見える
象牙海岸は強かった。
 
回折格子で星のスペクトル 続編
この回折格子でベガという恒星のスペクトルを写してみました。

写りは余り良くないがスペクトルはなんとか撮れました。

この画像の背景に白黒で写っているのがこの回折格子で撮ったスペクトル写真です。実際の写りは線状に写るので縦方向に引き伸ばして見易くしています。
恒星ベガの暗線(吸収線)が写りHα等の成分が判ります。ネットで調べた暗線と一致していました。一応成功ですが、カメラの位置がシビアでちょっと動いただけでも写り具合が変わります。
また、デジ一眼でも撮ってみましたが(カラーで写っている部分)写りはCCDカメラに比べて悪いです。RAWで撮れば良くなるかも知れません。
回折格子で写したスペクトルは画像処理に手間がかかりますが、暗い星まで簡単に写せるのと、波長目盛が等間隔になるので目盛が付け易いのが特徴です。
これで超新星が出現したらスペクトルを撮り何型の星かいち早く判ります。まぁそんなにうまくいかないでしょうけど(笑)
 
課題は白黒のスペクトルをカラーにする方法。「着色」の所はカラー化してみましたが色が悪いです。白黒写真をカラーにするのって簡単なようで難しい。
ISISという回折格子で撮ったスペクトルを処理するフリーソフトがあるのですが、使い方が凄くややこしくサッパリ判らない。そのソフトでカラー化出来るみたいです。