朝から青空が広がっています。
 
☆デジ一眼で分光写真
天体用フィルターをデジ一眼のレンズに付けられるようにしたので、これに回折格子を付けて星の分光写真(スペクトル)が撮れないか試し中。

↑左のスライドみたいなのが回折格子
1mmあたり140本の回折格子でこの紙枠に入った状態で売っています。
右のは自作のホルダー。


↑デジ一眼に付けた状態
梅雨で星が出ないので街灯を写してみました。

約400m先の街灯の分光写真です。このように1つの光源に対して4つの分光が写ります。光源は小さい点の方が鮮明な分光写真が得られますので恒星を撮るのに向いています。
欠点は沢山の星が見える場所ではスペクトルだらけになってしまいどれだか判らなくなる恐れがあります。
問題はこの写真から1つのスペクトルを切出してどの波長に何が写っているか見えるようにする事です。これをする有料のソフトはありますがフリーソフトはまだ見つかっていません。
 
 

↑向きを換えて切出し
GIMP2で分光画像が水平になるようにし、切出して、見易いように分光の幅を広げました。

↑ImageJでグラフに
フリーソフトのImageJで簡単にグラフに出来ます。一見すると完璧なように見えますが。
しかし、このままでは波長が全く判りませんので実用になりません。スペクトルが判っている星で波長目盛を付ける必要があります。
結構手間がかかるので途中で挫折しそうです。