赤道儀

星を望遠鏡で見たり写真を撮る為に使う星を追尾する「赤道儀」の話。
使う為には、極軸望遠鏡で北極星が見えるような向きに三脚等で水平(写真A)に据付けます。
高度目盛(写真B)を緯度の数値に合わせて北に向ければ北極星が極軸望遠鏡で見えるようになります。
次にウエイト(写真C)を付けます。クラッチ(機種によりクランプ)を締めてウエイトを付け、そして望遠鏡(写真D)を載せた方がバランスを崩しにくく安全。特にクラッチ式の場合は完全に固定されなくバランスが崩れると動きますので注意が必要。
望遠鏡も全て載せたらバランスを調整し、天の北に向くよう極軸を調整します。極軸望遠鏡を回して北斗七星かカシオペア座のパターンの方向に向け、北極星ケフェウス座の51番星、こぐま座のδ星が指示の所に入るように調整します(写真右上) 極軸望遠鏡は機種により合わせ方が違います。
この極軸望遠鏡は合わせ易いが月明かりの時はこぐま座のδ星なんかは見難いです。