彗星の簡単画像処理

天体写真は写したままでは満足な状態はまずないので普通は画像処理をします。

☆固定撮影したハートレー第2彗星のGIMP2での画像処理

同じフレームで何枚か写してあれば合成して暗い彗星も明るく出来ます。つまり露出時間を長くしたのと同様の効果があります(効果が無い場合もありますが)
1.画像を2枚開き、内1枚をコピーかカットしてもう1枚に張付。
2.張付けた画像のレイヤーがフローティングになっているので、「レイヤー追加」でレイヤーにする。
3.レイヤーのモードを「加算」にして、レイヤー移動で2枚の位置を重ねます。
これで暗い彗星も若干明るくなります。
「加算」以外のモードでも試してみると良い場合があります。

4.レイヤーを結合します。

明るさや色等の調整

5.色がおかしい場合は「カラーバランス」や「色相」で調整。
6.「トーンカーブ」で好みの状態に調整。
7.「色レベル」で明るさを整える。
色が濃すぎる場合は「彩度」で下げると見やすくなる事があります。